9to5Googleによると、GoogleはAndroid向けのGoogleアプリで「AI Mode」の履歴へ素早くアクセスできる新機能の提供を開始した。

今回のアップデートでは、AI Modeの過去の会話や検索内容を簡単に確認できる「履歴」へのショートカットが追加される。これにより、以前AIに質問した内容や生成された回答を後から見返すことが可能になり、継続的な調査や作業がしやすくなるという。

この履歴はAI Modeの画面から直接アクセスでき、過去のやり取りがリスト形式で保存される仕組みになっている。従来は過去の検索やAIの回答を再確認するのがやや手間だったが、今回の機能追加により、AIを使った検索体験がより連続的なものになるとみられる。

Googleは近年、検索に生成AIを組み込む取り組みを強化しており、AI Modeはその中心的な機能の一つとなっている。今回の履歴機能の追加は、AI検索を単発の質問ツールではなく、継続的なリサーチや作業を支援するプラットフォームへ進化させる狙いがあると考えられる。


この機能追加で重要なのは、「検索」が会話履歴を持つツールに変わりつつある点だ。従来のGoogle検索は毎回リセットされる単発の行為だったが、AI Modeでは過去の質問や回答が文脈として積み上がっていく。これは、検索が「調べ物」から「思考の補助ツール」へと変化していることを示している。

特にリサーチや勉強では、同じテーマを何度も調べながら理解を深めるケースが多い。履歴機能が整備されれば、AIとの対話をメモのように使うことも可能になるだろう。一方で、検索履歴がより詳細に保存されることで、プライバシーやデータ管理の問題が今後さらに議論される可能性もある。