TechCrunchによると、Appleの新型ノートPC「MacBook Neo」は、修理ガイドサイトのiFixitによる分解調査の結果、近年のMacBookの中で最も修理しやすいモデルであることが分かった。

iFixitは本機に対して修理しやすさの評価を10点満点中6点と採点しており、これはMacBookとしては比較的高い評価とされている。分解調査では、内部構造が比較的シンプルで部品へのアクセスが容易になっている点や、ディスプレイやキーボードなどのパーツ交換が従来よりも簡単になっている点が評価された。

また、部品交換時にソフトウェア側で警告が出にくい設計になっていることも、修理性の向上につながっている。一方で、メモリやストレージが基板に直接はんだ付けされている点など、アップグレードや一部修理を困難にする要素も残っている。このため満点評価には至らなかったが、iFixitはそれでも近年のMacBookの中では修理性が大きく改善したモデルだと指摘している。


今回のMacBook Neoの評価は、Appleの設計思想に変化が見え始めていることを示す出来事と言える。

これまでのApple製品は、薄型化やデザインを優先するあまり、接着剤や一体化構造が多く、修理の難しさが長年批判されてきた。そうした状況の中で、部品交換のしやすさや分解のしやすさが改善された点は、ユーザーの修理権(Right to Repair)や環境問題への配慮を意識した動きと考えられる。ただし、メモリやストレージが依然として基板に固定されているなど、完全に修理しやすい設計とは言い難い。

Appleが今後のMacシリーズでも同様の改善を広げていくのか、それともNeoのような廉価モデルに限定されるのかは注目すべきポイントだろう。修理性がさらに向上すれば、電子廃棄物の削減や長期利用にもつながる可能性がある。