9to5googleによると、Samsungは三つ折りスマートフォン「Galaxy Z TriFold」の後継モデルを開発している可能性が報じられた。

現行モデルは発売からわずか数カ月で販売終了となったが、次世代モデルの計画は継続しているとみられる。また同社は別軸として、ディスプレイを横方向に拡張できる“スライド式スマートフォン”の投入も検討しているという。

試作機はすでに展示されており、市販版ではより薄型化や耐久性向上が図られる見込みだ。展開時には約7インチ程度の画面サイズになるとされ、折りたたみとは異なる新たなフォームファクタとして注目される。

三つ折りとスライドの両路線を並行して開発することで、同社はフォルダブル市場における主導権維持を狙っていると考えられる。



今回の動きで興味深いのは、「三つ折りの継続」よりも「スライド式への分散投資」だ。三つ折りは技術的インパクトは大きいものの、価格や耐久性の課題から一般ユーザー向けとは言い難い。

一方でスライド式は構造が比較的シンプルで、日常利用に適した形に進化する可能性がある。つまりSamsungは、“実験的なフラッグシップ(三つ折り)”と“実用性重視の次世代機(スライド)”を同時に走らせている状態だろう。

これは折りたたみ市場がまだ最適解を見つけていない証拠でもある。今後は「どの形状が主流になるか」という競争フェーズに入り、Appleなど他社の参入も含めて、一気にUIやデバイスの在り方が再定義される可能性が高い。